こないだね。
インスタにもちょいと載せてはみたんだけどね。
書き足りなくて
そうだ
あたしにゃ『ブログ』ってやり方があったぢゃないか
と思って。
鉄は熱いうちに打て
っていうから
ブログは忘れないうちに書けって
古くから言い伝えがあるとかないとかなので
ここに記しておくことにします
こないだね。
ちょっと大切な用事があって
高崎に出向いた時のこと。
用事のついでに和菓子屋さんに寄って。
初めて寄ったお店‥
ちょうどお彼岸だったし
あ〜そうだ。お仏壇にお供えするのにちょうどいいから
せっかくだし『おはぎ』でも買ってくか‥ってなって
そこで買うことにして。
お彼岸だとかお盆だとか
なんかカレンダーにちょいちょい書いてある
ニホンの伝統的な季節の行事みたいなのは
実家にいるときは親任せだったので
まっっっっっったくちんぷんかんぷんだったあたし
でも
嫁いだら‥
知らん顔なわけにはいかないので
ちょっとずつ覚え始めました。
まだちゃんと分かってないけど
っで、そんな時によく登場するこれまたニホンの『おはぎ』
群馬に来てから覚えたカルチャーショックというか
群馬のおはぎは『ぶつぶつもち米+あんこ』が支流。
群馬だけじゃないか。。。
日本全体がそうなのか
あたしの実家の方では
あんこつけるならどっちかっていうとお餅の方で。
おはぎとかは‥黒ごまとかきな粉とかが多かったから
群馬に来て『ご飯をあんこで食べるわけ?』って
それはそれはびっくりしたわけ。
くるりんぱ‥と話を戻して
おはぎを取り敢えず買ったんだけど
全国の和菓子屋さんや、おはぎやさんには申し訳ないんだけど
おはぎに対して期待したことがないというか
おはぎは『おはぎ』であって
それ以上でも、それ以下でもなくて。
だから、なんの期待もせずに買って
普通に王子に母屋のお仏壇にお供えをしてもらって
その残りをご相伴に預かったんだけど
王子が先に食べて
『なぁ‥これ、やべぇよ』って言う。
それだけ聞いたら『悪くなっちゃったのかな?』って思ったんだけど
表情を見たら‥
目を見開いてキラキラしてる
美味いらしい。
そんな
言ってもおはぎだろ?
関西弁だと『言うて、おはぎやろ?』
別に、いつものようにぶつぶつのご飯にあんこが乗ってるだけで
そんな大したこt‥‥
ほんまや!!!
美味い〜〜〜〜〜〜〜
なんなん?
ここんち、なんなん、なんなん?
おはぎはおはぎなんだけど
ぶつぶつはぶつぶつなんだけど
あんこはあんこなんだけど
何かが違う。
ホントに、ホントに美味しい
申し訳ないくらい何にも考えずに行ったお店で
しかもなんの期待もしていなかった『おはぎ』に魅了されて
後日‥
行きましたよ、鉢の木七冨久さんに
リベンジしましたよ!!!
お店に着いて
お外にオススメの旗がたくさん立ってて
良かった、やってる、やってる
わざわざ出向いて、定休日だったら大変だ。
調べていけばいいんだろうけど
あたしはそう言うの調べないで行っちゃうから
行ってから定休日くらって撃沈するタイプで。
学習能力がないのです
中に入って色々並んでるショーケースに目をやる。
あたしには敷居が高い和菓子たちばかりだ。
お目当のおはぎはどこだ?
お店の奥様なのか‥
アルバイトの人にしてはお店に馴染みすぎてるというか
清潔感があって
存在感があって
笑顔も声トーンも素敵な女性が接客してくれました
『あの‥おはぎをください』
申し訳なさそうにお願いをして見ましたよ
『おはぎですか〜〜〜〜‥
昨日で終わりだったんです〜
次は春のお彼岸になります❤️』
ガーーーーーン
そんなことって‥
そんなことってあるのかい?
しかもたまたまあの時店頭にこそあったけど
やっぱりものすごい人気なんだという。
『他の和菓子も美味しいのでぜひ❤️』
そう言われても
挑戦できそうなアイテムがないよぉ
ショーケースの真ん中あたりに
よくお抹茶の時に食べそうな柔らかカラフル和菓子たちが
ニコニコしながら並んでる
これがペットショップだったら
『目があった』『運命を感じた』で
即決でお家に連れて帰るんだろうけど
わんちゃんや猫ちゃんより、命のハードルは低いのに
どうしても手が出ない。
びびってるあたしにその女性が、お菓子の特徴や
『お砂糖とはまた違う優しい甘さで‥』と
あたしも和菓子も喜んじゃう感覚で色々紹介してくれて
まだ食べてもいないうちから
『けっこうなお手前で‥』と言いたくなるそのお導きで‥
ついにあてくし。
和菓子の世界にどぼんと飛び込みました
『ご夫婦でお召し上がりになるなら
せっかくなら違うお味で分けて食べられると楽しめますよ‥』なんて
2個づつ買おうとしたんだけどそんなお気遣いもしてくださって
ごらんくださいましな
まるで‥
へその緒が入っててもいいくらい小さなお箱に入っていて
お菓子をそこから出して食べるのが本義なんだろうけど
どうしていいか分からないあたしは
そのお箱ごと和風っぽいお皿に乗せてみましたよ
それに見合う串がないから
フォークは悪友E子の結婚式でもらったフォークにぶっ刺して
お抹茶なんてないから
王子に濃いめのお茶を入れてもらって
お上品にいたまきました
う‥ うまし
お口の中は
一気に優しい甘さが広がって
これは一口で食べたらもったいない
だから竹串みたいなのでちょこちょこ食べてるんだな。きっと。
新しい味に出会えました
和菓子‥サイコーです
あんなに生クリーム派だったあたしが
和三盆の甘さに舌鼓をうつ日が来るなんて
私ごとですが‥
めでたく先日お誕生日を迎えまして
実際一つ大人になったんだけど
和菓子のおかげでちゃんと一つ成長できたような感じw
忙しい、ホントにホントにありがたく忙しい9月でした
また‥
お店に行かせていただこう
そんな9月の出来事でした